このような症状・歯並びでお悩みはありませんか?
- 上の前歯が大きく突き出ている(上顎前突・出っ歯)
- 下の歯が上の歯より前方にある(下顎前突・受け口)
- 奥歯を噛んだ状態で、前歯に上下方向の隙間がある(開咬)
- 歯列がきれいなアーチではなく、ガタガタとしている(叢生)
- 上の歯が下の歯に大きくかぶさっている(過蓋咬合)
- 咬み合わせの一部が逆になっている(交叉咬合)
- 歯と歯のあいだの隙間が広い(空隙歯列・すきっ歯)
高瀬矯正歯科で取り扱う矯正装置
永久歯にほぼ萌え替るタイミングの方や、中学生以上の方に対して使用する装置です。
装置・矯正方法を組み合わせることも可能です。
ワイヤー矯正
もっとも歴史ある矯正装置です。ブラケットを歯の表側に取り付け、そこにワイヤーを通し、歯を動かします。
白いセラミックのブラケット、ホワイトワイヤーを使用することで、装置が目立ちにくくなります。
舌側矯正
ブラケットとワイヤーを、歯の舌側(裏側)に取り付けます。口を開いたり、笑ったりしたときも装置が見えません。
上下とも裏側に取り付ける「フルリンガル」と、上だけが裏側で下は表側に取り付ける「ハーフリンガル」があります。
インビザライン
透明で薄いマウスピース型の矯正装置を、1~2週間ごとに交換しながら歯を動かします。装置が目立ちにくく、快適です。
食事・歯磨きの際には取り外せるため、食べ物が装置に詰まる、歯磨きがしづらいということもありません。
マウスピース型矯正(その他アライナー装置)
インビザラインと同様に、透明で薄い材料でできたマウスピース型の矯正装置です。
それぞれに異なる特徴を持っているため、患者様のご希望に合わせたマウスピース型の矯正装置を提案いたします。
部分矯正
主に前歯の1~4本を、ワイヤーとブラケット、あるいはマウスピース型の矯正装置を使って動かす治療です。
全顎矯正と比べると、治療期間が短く、また費用も抑えられます。
大人の矯正歯科にかかる期間・時間は?
矯正治療を検討されている方が気になるポイントの1つに、治療期間があります。
装置の種類を問わず、治療期間には個人差がありますが、おおよその目安についてご説明します。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正どちらが早い?
もっともよく比較されるのが、ワイヤー矯正とマウスピース矯正です。
すべての歯を動かす全顎矯正の場合、ワイヤー矯正・マウスピース矯正ともに、同程度の症状であれば1.5~3年という治療期間が目安になります。
つまり、平均の差はほとんどないと言えます。
ただ骨格性の難症例や著しい叢生(ガタガタ)の方は、ワイヤー矯正でしか対応できないことがありますが、マウスピース矯正が可能な症例に関しては、患者様お一人おひとりに対して、予想される治療期間をお伝えします。
表側矯正と裏側矯正はどちらが早い?
表側矯正と裏側矯正についても、治療期間には差がありません。どちらも、1.5~3年というのが目安です。
ただ、「裏側矯正は時間がかかる」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。
正しい診断・適切な装置の取り付けや治療ができれば、表側矯正と裏側矯正の治療期間について、基本的に差はありません。
治療後の大切な「保定期間」
どのような矯正装置・矯正方法であっても、保定をおろそかにすると、後戻りが起こりやすくなります。
保定期間は、矯正治療終了後から始まります。最低でも治療にかかった期間とほぼ同じ期間、リテーナーという装置を使って、歯の後戻りを防ぎます。
当院では、半永久的な保定をおすすめしております。
矯正治療によってきれいな歯並びになってホッとする時期ですが、せっかくお金と時間をかけて動かした歯が後戻りをしないよう、保定期間までを治療と考え、しっかりと取り組んでいきましょう。
【大人の矯正歯科】選び方とポイント
現在、多くの歯科医院が何らかの矯正治療を行っていますが、どこの歯医者で治療を受けるのがよいか、迷われる方が多いのではないでしょうか。
矯正で歯科医院を選ぶときに大切になるポイントをご紹介します。
より専門的な分野を扱う「矯正歯科」であるか
矯正歯科では、ワイヤー矯正やマウスピース矯正など、矯正に特化し研鑽したスタッフと共に治療を行っています。
また、様々な症状を経験し、症例数も豊富ですので、重要である予想外の症状の変化にも対応していきます。
歯科矯正の技術が高い歯科医師か
歯科矯正において大切なのは、目先の1本の歯だけでなく、すべての歯、そして上下の咬み合わせを考慮した治療を提供するということです。
全体を見ながら、1本1本の歯を動かしていく高度な技術が求められます。
当院院長は、日本矯正歯科学会認定医です。豊富な経験と最新の知識を土台とした、高度な技術を有しています。
複数の矯正装置を取り扱っているか
複数の矯正装置を取り扱っていることで、装置を組み合わせた「自由度の高い治療が可能になる」、装置同士を比較して「自分に合った装置が見つかる」といったメリットがあります。
ワイヤー矯正だけ、インビザラインだけに対応している歯科医院だと、歯科医師にそのつもりがないにしても、どうしても取り扱っている装置を勧めてしまいがちです。
また患者様も、他の装置を選んだときのメリット・デメリットを十分に理解することができません。
治療にかかる期間・費用を明確に提示してくれるか
他の治療でも言えることですが、治療に要する期間の目安、明確な費用を提示することは、インフォームドコンセントの基本です。
こういった点を曖昧にしたまま治療を進めてしまう歯科医院では、その後も患者様のご不満やトラブルが発生するリスクが高くなります。
歯科医師やスタッフが親身に相談に乗ってくれるか
十分に納得してから治療を開始したとしても、不安になること、疑問が生じることはあるかと思います。そういったときに歯科医師やスタッフが親身に相談に乗ってくれるかどうかは、安心して治療を継続するために非常に大切になります。初診から気になったことは積極的に質問をして、しっかりと答えてくれるかどうか、確認しておくのがよいでしょう。
当院では、歯科衛生士も矯正に関する豊富な経験と知識を持っています。もし院長に直接確認しにくいことがあれば、歯科衛生士に尋ねることもできます。
治療中のトラブルに対応してくれるか
予定より歯の動き方が遅い、装置が外れた・壊れた、虫歯など、治療期間中にトラブルが起こったときにきちんと対応し、軌道修正をしてくれる歯科医院であることも大切です。
トラブルが起こらないのが理想ですが、ゼロリスクではないのが治療です。初診相談のときに「こんなときはどうなるんですか?」と聞いてみるのもよいでしょう。
大人の矯正歯科の費用
医療費控除はどのような時に受けられる?
医療費控除とは、1年間に家族で支払った医療費の合計が10万円を超えるときに、その旨を確定申告の際に申請すれば、年間の所得に応じた控除が受けられる制度です。
医療費控除は、歯科における保険・自費治療に幅広く適用されます。大人の矯正治療においても、「歯並び・咬み合わせが悪く、食べる・喋るといった機能に問題があり、その改善のために矯正治療が必要である」と歯科医師が診断した場合に、医療費控除の対象となります。
一方で、「容貌を美化する目的の矯正治療」については医療費控除の対象にはなりません。
対象となる場合には、治療費を支払った際の領収書、通院のために支払った交通費の領収書を保管しておき、確定申告の際に医療費控除の申請をされることをお勧めします。